防錆事業所 りん酸亜鉛処理

りん酸亜鉛処理(塗装下地)沖縄県内初のりん酸亜鉛処理

防錆事業の新たなチャレンジ及び、お客様への高付加価値製品の提供として、りん酸亜鉛処理を令和3年10月より開始いたしました。りん酸亜鉛処理とは、めっき皮膜表面をりん酸と亜鉛を主成分とした処理液と化学反応させることで金属表面に強固に密着したりん酸皮膜を形成させる処理方法です。鋼材と塗膜との密着性・耐食性向上を目的とした塗装下地として利用される化成処理です。

主な特徴 素材表面に緻密な、りん酸亜鉛皮膜を形成する事により塗装の密着性・耐食性が向上します。
対応可能素材 鉄に溶融亜鉛処理を行った製品(防錆事業所でめっき処理した製品のみ)
対応サイズ 長さ6000×幅1500×高さ1600 重量2.8t(治具含む)

溶融亜鉛めっきへのりん酸亜鉛皮膜の特徴

鋼構造物への周囲環境との調和、美観等の付加価値やより厳しい腐食環境下での対応のため溶融亜鉛めっき面への塗装の対応が求められる事がありますが、適切な管理のもと塗装を行わないと密着を阻害し剥離を起こします。 工場管理された、りん酸亜鉛処理皮膜は非常に安定した優れた塗装下地となっております。

塗装下地処理とは
塗装をする際の下地処理となっており鋼材と塗膜の密着性・耐食性向上を目的とした処理。※りん酸亜鉛処理後は適切な管理のもと速やかに第1層目の下塗を行ってください。

注意事項

低光沢処理について、弊社では行っておりません。

低光沢処理とは
光沢のある銀白色のめっき外観とは異なり、意匠性のある落ち着いた淡灰色から濃灰色の化成皮膜を形成させ、自然な仕上がりになります。